どうもどうもー。
AKB48選抜総選挙のコメントまとめはまたちょっとお休み。まだ投票開始まで時間もあるので、ぼちぼちやります(たぶん)。
で、なぜそれをお休みしてたかっていうと、この土日、SKEのコンサート(AKB本体と違ってなかなかホールクラスのコンサートをやってくれないのです)に行ってきたんですよー。医者やリワークのスタッフさんから「やめとけ」って言われてるのに(笑)。まあ、自分でも多少は自覚しているんで、ライブ以外は名古屋の知り合いと飲み明かすってことはせずに(そもそもこういう病気だからあまりガツガツ飲めないんだって説明するのも精神的コストがかかるし)、日をまたぐ前には床について、またいだ頃には眠るようにしてました。
で、ライブは運よく土曜夜・日曜昼・日曜夜の3公演のうち2公演チケットをゲットすることができた(48グループのチケットは名前がチケットに記載されて身分証チェックが厳しいので転売ものを手に入れても入場はほぼ不可能)ので、2日間+3日目の朝はゆっくり観光でもしようと、最近松井珠理奈さんが気になったという、大学時代の後輩を連れて名古屋周辺を観光することにしました。
コースとしては、
土曜日の朝に夜行バスでついて、適当に朝飯→日本ガイシホールでライブグッズを買う→徳川園・徳川美術館→ひつまぶしの名店を周るもどこも満員or営業終了→あんかけスパの名店→SKEライブ→味噌かつやきしめんや天むすが食べられる名古屋メシ食堂的なお店→就寝→小倉チーズトースト(チーズ入りは初めて食った!)→まったり名鉄&バスに揺られ羽豆岬でしらす丼→SKEライブ→風来坊の手羽先→就寝→コメダのモーニングにミニシロノワールを山分け→名古屋城→SKEカフェは人が並びすぎて断念→味噌煮込みうどん・きしめん→新幹線で帰京。
ってな感じ。
一応気をつけてはいるので、割と人が少なめなところ(名古屋城もさすがに月曜日は人が少ない)をチョイスしていきましたが、それでも名古屋っぽさ満開のツアーが組めたんじゃないかと思ってます。手前味噌ですがね。名古屋だけに。
…で、僕も去年の2月まで名古屋には2年半ほど住んでいた中で、会社でも名古屋あるいは名古屋周辺で生まれ育った人とも話をしっかりしていたので、なんとなくはわかってたんですが、こうして観光客として見てみると、また違った視点から見えてきますね。今回行った観光地だって、住人だとなかなか行かなかったりします。名古屋城に行ったことはありましたが、当時付き合ってた東京在住の恋人が遊びに来てたときだけです(遠い目)。
ひとことで言うとどんな感じになるかなぁ。
東海地区・中京地区のみなさん怒らないでくださいね。
「東京とも大阪ともまったく違う独自の濃厚な文化を持っていて、自己主張欲も強い。でもそれをプレゼンする気はあまりない」
っていう感じでしょうか。
徳川園とか名古屋城に行ってみてわかるように、なんて言うんでしょうね。あの独特の安定感。「城構えました」ってこういうこと言うんだろうな的な。「もうここからうーごかない!」っていう頑固さも感じさせます。それくらい名古屋城から栄・大須あたりまでの街づくりの揺るがなさ。名古屋城だって戦争で燃えてるのに今でも堂々と建たせているくらいです。
そして、これはいっしょに行動していた後輩が行ってたんですが、 「過剰感」。これが名古屋の色です。僕は歴史に疎いのでわかりませんが、徳川美術館や名古屋城の展示を見て感じたのは、たぶん江戸時代の安定期には戦争が起きないので、武器や器などは機能よりも見栄えを重視して作られていたように思えます。で、この愛知を拠点として天下を獲った徳川家康は結局江戸に幕府を開いてしまった。しかし残された尾張藩の人間は「うちは将軍家だもんね!」と見栄を張りたいわけです。それが鎧や器の豪華さにつながり、現代では「派手な名古屋式結婚式(最近はやる人少ないみたいですけどね)」とか「名古屋巻き(これもあまり見かけなくなった)」とか、料理で言えば味噌系の味付けにつながっているのかもと勝手に予想してます。
面白いのが、この「過剰感」はあくまで圏内だけでなんですよね。もしかしたら、「自分たちが一番だと誇示したいけれど、やっぱり江戸(東京)が一番だしなぁ」みたいな自虐というか謙虚な部分があるんですよね。これは名古屋に住んでいた時代に気づいたんですが、たぶんみなさんが思ってるよりも愛知県が本社の企業ってトヨタ系列以外にもすごくたくさんあるんですよ。知ってそうな企業を挙げてもこれだけあります。
・カゴメ
・アルペン
・マキタ
・CoCo壱番屋
・河合塾
・ブラザー工業
上の企業で「名古屋っぽさ」感じないですよね。
でも別に、名古屋の人って名古屋のことを嫌いなわけじゃなくて、すごく好きなんですよ。実際コンパクトな中に機能が詰まってて暮らしやすいですしね。ただ、それを特段他の地域の人にアピールすること気がないというか、むしろしたくなさも若干あるのかなというか。すごく不思議だなぁと思います。そういう「地元が好きだけどあくまで東京が一番」さはSKEでも感じるんですが、それはまたこちらのブログで追って書くことにします。
愛知万博では珍しくそれを外にアピールする機会でしたが、あれ以降アピールしてるのってトヨタ系列企業と世界の山ちゃんくらいですよね(笑)。
素敵な街だし文化だと改めて思ったので、もっと売りだして人を呼び込めばいいのになぁ、と思う次第です。
そして久しぶりに食べたあんかけスパゲッティがうまかったなぁ。初めて名古屋に配属された日に上司のおじさまたちに「名古屋に来たならこれを食べなきゃ」とランチに連れて行ってもらって食べた日のことを思い出しました。「(うまいうまいって言うけど、初めて食べる味でコメントしにくくて)不思議な味ですねぇ」と答えたことを思い出します。しかし”B級グルメ”としてはハマってしまう味。ときどき食べたくなるんですよねー。あの太いパスタにナポリタンと同じような具材、そしてあの不思議にコショウの効き過ぎているソースを絡めて食べるあの感じ。東京にお店出したらどうなるんだろ。
これが土曜日に食べたヨコイのあんかけスパ。
Amazonでもソースを頼めるみたいなんで、味見して(あるいは思い出す)みてはいかがでしょう。
他にも台湾ラーメンとか、東京や大阪とは完全に味覚がズレてるけど、個性的で面白い食べ物がたくさんあるから、もっと東京でも食べたいと思う次第です。
名古屋周辺ご出身・在住の方には刺激的な投稿かとは思いますが、ぜひとも意見をTwitter @110kinあるいはコメント欄までいただければと思います。
AKB48選抜総選挙のコメントまとめはまたちょっとお休み。まだ投票開始まで時間もあるので、ぼちぼちやります(たぶん)。
で、なぜそれをお休みしてたかっていうと、この土日、SKEのコンサート(AKB本体と違ってなかなかホールクラスのコンサートをやってくれないのです)に行ってきたんですよー。医者やリワークのスタッフさんから「やめとけ」って言われてるのに(笑)。まあ、自分でも多少は自覚しているんで、ライブ以外は名古屋の知り合いと飲み明かすってことはせずに(そもそもこういう病気だからあまりガツガツ飲めないんだって説明するのも精神的コストがかかるし)、日をまたぐ前には床について、またいだ頃には眠るようにしてました。
で、ライブは運よく土曜夜・日曜昼・日曜夜の3公演のうち2公演チケットをゲットすることができた(48グループのチケットは名前がチケットに記載されて身分証チェックが厳しいので転売ものを手に入れても入場はほぼ不可能)ので、2日間+3日目の朝はゆっくり観光でもしようと、最近松井珠理奈さんが気になったという、大学時代の後輩を連れて名古屋周辺を観光することにしました。
コースとしては、
土曜日の朝に夜行バスでついて、適当に朝飯→日本ガイシホールでライブグッズを買う→徳川園・徳川美術館→ひつまぶしの名店を周るもどこも満員or営業終了→あんかけスパの名店→SKEライブ→味噌かつやきしめんや天むすが食べられる名古屋メシ食堂的なお店→就寝→小倉チーズトースト(チーズ入りは初めて食った!)→まったり名鉄&バスに揺られ羽豆岬でしらす丼→SKEライブ→風来坊の手羽先→就寝→コメダのモーニングにミニシロノワールを山分け→名古屋城→SKEカフェは人が並びすぎて断念→味噌煮込みうどん・きしめん→新幹線で帰京。
ってな感じ。
一応気をつけてはいるので、割と人が少なめなところ(名古屋城もさすがに月曜日は人が少ない)をチョイスしていきましたが、それでも名古屋っぽさ満開のツアーが組めたんじゃないかと思ってます。手前味噌ですがね。名古屋だけに。
…で、僕も去年の2月まで名古屋には2年半ほど住んでいた中で、会社でも名古屋あるいは名古屋周辺で生まれ育った人とも話をしっかりしていたので、なんとなくはわかってたんですが、こうして観光客として見てみると、また違った視点から見えてきますね。今回行った観光地だって、住人だとなかなか行かなかったりします。名古屋城に行ったことはありましたが、当時付き合ってた東京在住の恋人が遊びに来てたときだけです(遠い目)。
ひとことで言うとどんな感じになるかなぁ。
東海地区・中京地区のみなさん怒らないでくださいね。
「東京とも大阪ともまったく違う独自の濃厚な文化を持っていて、自己主張欲も強い。でもそれをプレゼンする気はあまりない」
っていう感じでしょうか。
徳川園とか名古屋城に行ってみてわかるように、なんて言うんでしょうね。あの独特の安定感。「城構えました」ってこういうこと言うんだろうな的な。「もうここからうーごかない!」っていう頑固さも感じさせます。それくらい名古屋城から栄・大須あたりまでの街づくりの揺るがなさ。名古屋城だって戦争で燃えてるのに今でも堂々と建たせているくらいです。
そして、これはいっしょに行動していた後輩が行ってたんですが、 「過剰感」。これが名古屋の色です。僕は歴史に疎いのでわかりませんが、徳川美術館や名古屋城の展示を見て感じたのは、たぶん江戸時代の安定期には戦争が起きないので、武器や器などは機能よりも見栄えを重視して作られていたように思えます。で、この愛知を拠点として天下を獲った徳川家康は結局江戸に幕府を開いてしまった。しかし残された尾張藩の人間は「うちは将軍家だもんね!」と見栄を張りたいわけです。それが鎧や器の豪華さにつながり、現代では「派手な名古屋式結婚式(最近はやる人少ないみたいですけどね)」とか「名古屋巻き(これもあまり見かけなくなった)」とか、料理で言えば味噌系の味付けにつながっているのかもと勝手に予想してます。
面白いのが、この「過剰感」はあくまで圏内だけでなんですよね。もしかしたら、「自分たちが一番だと誇示したいけれど、やっぱり江戸(東京)が一番だしなぁ」みたいな自虐というか謙虚な部分があるんですよね。これは名古屋に住んでいた時代に気づいたんですが、たぶんみなさんが思ってるよりも愛知県が本社の企業ってトヨタ系列以外にもすごくたくさんあるんですよ。知ってそうな企業を挙げてもこれだけあります。
・カゴメ
・アルペン
・マキタ
・CoCo壱番屋
・河合塾
・ブラザー工業
上の企業で「名古屋っぽさ」感じないですよね。
でも別に、名古屋の人って名古屋のことを嫌いなわけじゃなくて、すごく好きなんですよ。実際コンパクトな中に機能が詰まってて暮らしやすいですしね。ただ、それを特段他の地域の人にアピールすること気がないというか、むしろしたくなさも若干あるのかなというか。すごく不思議だなぁと思います。そういう「地元が好きだけどあくまで東京が一番」さはSKEでも感じるんですが、それはまたこちらのブログで追って書くことにします。
愛知万博では珍しくそれを外にアピールする機会でしたが、あれ以降アピールしてるのってトヨタ系列企業と世界の山ちゃんくらいですよね(笑)。
素敵な街だし文化だと改めて思ったので、もっと売りだして人を呼び込めばいいのになぁ、と思う次第です。
そして久しぶりに食べたあんかけスパゲッティがうまかったなぁ。初めて名古屋に配属された日に上司のおじさまたちに「名古屋に来たならこれを食べなきゃ」とランチに連れて行ってもらって食べた日のことを思い出しました。「(うまいうまいって言うけど、初めて食べる味でコメントしにくくて)不思議な味ですねぇ」と答えたことを思い出します。しかし”B級グルメ”としてはハマってしまう味。ときどき食べたくなるんですよねー。あの太いパスタにナポリタンと同じような具材、そしてあの不思議にコショウの効き過ぎているソースを絡めて食べるあの感じ。東京にお店出したらどうなるんだろ。
これが土曜日に食べたヨコイのあんかけスパ。
Amazonでもソースを頼めるみたいなんで、味見して(あるいは思い出す)みてはいかがでしょう。
他にも台湾ラーメンとか、東京や大阪とは完全に味覚がズレてるけど、個性的で面白い食べ物がたくさんあるから、もっと東京でも食べたいと思う次第です。
名古屋周辺ご出身・在住の方には刺激的な投稿かとは思いますが、ぜひとも意見をTwitter @110kinあるいはコメント欄までいただければと思います。