フットボール禁止条例。

サッカー好きのわたくし110kin(いときん)が、AKB48やSKE48にハマったらどうなるかっていう記録を残しているブログ。うつ病の闘病記も残しています。

雑感。

名古屋の文化の特性が、観光客として帰ってみてようやくわかってきた。

どうもどうもー。

AKB48選抜総選挙のコメントまとめはまたちょっとお休み。まだ投票開始まで時間もあるので、ぼちぼちやります(たぶん)。

で、なぜそれをお休みしてたかっていうと、この土日、SKEのコンサート(AKB本体と違ってなかなかホールクラスのコンサートをやってくれないのです)に行ってきたんですよー。医者やリワークのスタッフさんから「やめとけ」って言われてるのに(笑)。まあ、自分でも多少は自覚しているんで、ライブ以外は名古屋の知り合いと飲み明かすってことはせずに(そもそもこういう病気だからあまりガツガツ飲めないんだって説明するのも精神的コストがかかるし)、日をまたぐ前には床について、またいだ頃には眠るようにしてました。

で、ライブは運よく土曜夜・日曜昼・日曜夜の3公演のうち2公演チケットをゲットすることができた(48グループのチケットは名前がチケットに記載されて身分証チェックが厳しいので転売ものを手に入れても入場はほぼ不可能)ので、2日間+3日目の朝はゆっくり観光でもしようと、最近松井珠理奈さんが気になったという、大学時代の後輩を連れて名古屋周辺を観光することにしました。

コースとしては、

土曜日の朝に夜行バスでついて、適当に朝飯→日本ガイシホールでライブグッズを買う→徳川園・徳川美術館→ひつまぶしの名店を周るもどこも満員or営業終了→あんかけスパの名店→SKEライブ→味噌かつやきしめんや天むすが食べられる名古屋メシ食堂的なお店→就寝→小倉チーズトースト(チーズ入りは初めて食った!)→まったり名鉄&バスに揺られ羽豆岬でしらす丼→SKEライブ→風来坊の手羽先→就寝→コメダのモーニングにミニシロノワールを山分け→名古屋城→SKEカフェは人が並びすぎて断念→味噌煮込みうどん・きしめん→新幹線で帰京。

ってな感じ。

一応気をつけてはいるので、割と人が少なめなところ(名古屋城もさすがに月曜日は人が少ない)をチョイスしていきましたが、それでも名古屋っぽさ満開のツアーが組めたんじゃないかと思ってます。手前味噌ですがね。名古屋だけに。

…で、僕も去年の2月まで名古屋には2年半ほど住んでいた中で、会社でも名古屋あるいは名古屋周辺で生まれ育った人とも話をしっかりしていたので、なんとなくはわかってたんですが、こうして観光客として見てみると、また違った視点から見えてきますね。今回行った観光地だって、住人だとなかなか行かなかったりします。名古屋城に行ったことはありましたが、当時付き合ってた東京在住の恋人が遊びに来てたときだけです(遠い目)。

ひとことで言うとどんな感じになるかなぁ。

東海地区・中京地区のみなさん怒らないでくださいね。

「東京とも大阪ともまったく違う独自の濃厚な文化を持っていて、自己主張欲も強い。でもそれをプレゼンする気はあまりない」

っていう感じでしょうか。

徳川園とか名古屋城に行ってみてわかるように、なんて言うんでしょうね。あの独特の安定感。「城構えました」ってこういうこと言うんだろうな的な。「もうここからうーごかない!」っていう頑固さも感じさせます。それくらい名古屋城から栄・大須あたりまでの街づくりの揺るがなさ。名古屋城だって戦争で燃えてるのに今でも堂々と建たせているくらいです。




そして、これはいっしょに行動していた後輩が行ってたんですが、 「過剰感」。これが名古屋の色です。僕は歴史に疎いのでわかりませんが、徳川美術館や名古屋城の展示を見て感じたのは、たぶん江戸時代の安定期には戦争が起きないので、武器や器などは機能よりも見栄えを重視して作られていたように思えます。で、この愛知を拠点として天下を獲った徳川家康は結局江戸に幕府を開いてしまった。しかし残された尾張藩の人間は「うちは将軍家だもんね!」と見栄を張りたいわけです。それが鎧や器の豪華さにつながり、現代では「派手な名古屋式結婚式(最近はやる人少ないみたいですけどね)」とか「名古屋巻き(これもあまり見かけなくなった)」とか、料理で言えば味噌系の味付けにつながっているのかもと勝手に予想してます。

面白いのが、この「過剰感」はあくまで圏内だけでなんですよね。もしかしたら、「自分たちが一番だと誇示したいけれど、やっぱり江戸(東京)が一番だしなぁ」みたいな自虐というか謙虚な部分があるんですよね。これは名古屋に住んでいた時代に気づいたんですが、たぶんみなさんが思ってるよりも愛知県が本社の企業ってトヨタ系列以外にもすごくたくさんあるんですよ。知ってそうな企業を挙げてもこれだけあります。

・カゴメ
・アルペン
・マキタ
・CoCo壱番屋
・河合塾
・ブラザー工業

上の企業で「名古屋っぽさ」感じないですよね。

でも別に、名古屋の人って名古屋のことを嫌いなわけじゃなくて、すごく好きなんですよ。実際コンパクトな中に機能が詰まってて暮らしやすいですしね。ただ、それを特段他の地域の人にアピールすること気がないというか、むしろしたくなさも若干あるのかなというか。すごく不思議だなぁと思います。そういう「地元が好きだけどあくまで東京が一番」さはSKEでも感じるんですが、それはまたこちらのブログで追って書くことにします。

愛知万博では珍しくそれを外にアピールする機会でしたが、あれ以降アピールしてるのってトヨタ系列企業と世界の山ちゃんくらいですよね(笑)。

素敵な街だし文化だと改めて思ったので、もっと売りだして人を呼び込めばいいのになぁ、と思う次第です。

そして久しぶりに食べたあんかけスパゲッティがうまかったなぁ。初めて名古屋に配属された日に上司のおじさまたちに「名古屋に来たならこれを食べなきゃ」とランチに連れて行ってもらって食べた日のことを思い出しました。「(うまいうまいって言うけど、初めて食べる味でコメントしにくくて)不思議な味ですねぇ」と答えたことを思い出します。しかし”B級グルメ”としてはハマってしまう味。ときどき食べたくなるんですよねー。あの太いパスタにナポリタンと同じような具材、そしてあの不思議にコショウの効き過ぎているソースを絡めて食べるあの感じ。東京にお店出したらどうなるんだろ。

これが土曜日に食べたヨコイのあんかけスパ。




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Amazonでもソースを頼めるみたいなんで、味見して(あるいは思い出す)みてはいかがでしょう。

他にも台湾ラーメンとか、東京や大阪とは完全に味覚がズレてるけど、個性的で面白い食べ物がたくさんあるから、もっと東京でも食べたいと思う次第です。 

名古屋周辺ご出身・在住の方には刺激的な投稿かとは思いますが、ぜひとも意見をTwitter @110kinあるいはコメント欄までいただければと思います。 

はてなブログも始めました。

昨日、はてなブログも始めてみました。

最近、こちらのブログがアイドルばっかりで埋まってきたので、独立させるのもありかなぁ、とか思って。

Twitterで流れてきたり、各ニュース配信サービスで流れてくるブログって、やっぱりはてなダイアリーやはてなブログが多いんですよね。たぶんはてなブックマークでの人気エントリーが流れてくる仕組みができてる影響だと思います。それを僕のブログとの親和性があるのかなぁと思って試してみることにしました。

(他にもWordPressをいじれるようになりたいということもあって独自サーバで立ち上げるのもありかなと思いましたけど、メンテンナンスとSEOの手間を考えるとはてなを試してみるのがいいかなと)

というわけで、はてなブログへのリンクはこちら。

恋愛禁止条例撤廃論 - はてなブログ 

とりあえずは、アイドル関連の書物系はこちらに寄せてみようかと思ってます。使い分けはやりながら模索していきます。

(このブログタイトルも、今年の総選挙では「撤廃の是非を問う総選挙」がされそうな気配がするんですけどね…!) 

『AKB48グループ臨時総会 ~白黒つけようじゃないか!~』チケット先行発売のご案内|AKB48 Official Blog 〜1830mから~ powered by アメブロ  

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ブログのタイトル変えてみました。

タイトルを変えてみました。

「110kinのフットボールと恋愛禁止条例の交差点」

 いや、特にこのタイトルに深い意味はないんですけどね、もっと何書いてるかわかるようなタイトルがいいかなと思って。いつかサッカーとアイドルのハイブリッドなアイディアが出てきたらいいなという願いがあるとかないとか。

書くことはこれまでと変わらず、サッカーの話とアイドルの話ばかりです。

今世間を賑わせている体罰問題や、アイドルの恋愛禁止については、もうちょっと頭が整理できたら書こうかと思ってます(わからんですけど)。

今日はこれだけ。

マニフェストを見て散筆してみる。

今週末は都知事選と衆議院総選挙ということで、各主要政党のマニフェストを見てみました。

※あくまで政治の素人がマニュフェストをぱっと見て拾って感じたことを散らかしてみただけなので、間違いのご指摘やご意見等ありましたらコメントいただければと思います。

せっかく比較するんで、何を基準に見ようかということで、今回は下記の点について(流し見で)拾おうとしてみました。

●インターネットからでも実行したい政策が理解できること
●特に財政について、差し引きを含めてお金の入り口と出口の総合設計が理解できること
●議員定数の削減と「一票の格差」是正について明言していること
●選挙におけるインターネットの活用を具体的に明言していること


ぱっと思いついた感じでこんな感じ。

政策リサーチ入門―仮説検証による問題解決の技法政策リサーチ入門―仮説検証による問題解決の技法
著者:伊藤 修一郎
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●ネットでのマニフェスト閲覧についてはどこも概ね見れます

パッと見た限りでは、だいたいどの政党も閲覧できますね。PDF版とテキスト版、あるいはHTML版を両方用意してくれる政党も多く、民主党なんかは音声版も用意してます。さすが官邸に手話通訳を導入しただけあります。

崩壊 マニフェスト: 八ツ場ダムと民主党の凋落崩壊 マニフェスト: 八ツ場ダムと民主党の凋落
著者:中島 政希
販売元:平凡社
(2012-10-05)
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●財政については何言ってるのかよくわかりません

別に財政だけじゃないんですが、このマニフェストって、企業の営業活動におけるプレゼンテーション用の企画書だと思うんですよ。 国民(お客さん)から受注(投票)してもらうために、説得するわけです。そのためには、ただただ足しげく通うだけじゃ意味がないんです。熱意を込めて話すだけじゃ意味がないんです。もちろん、非言語的なコミュニケーションの部分も重要です。だけど、今の政治って、そこばかりが重要視されてません? そうじゃなくて、数字の納得度とか、企画(政策)の全容をこちらが明瞭に理解できるかっていうのを見たいですよ。もしマスコミが検証をあまりやらないんであれば、投票する僕らが見るしかないわけですし。

財政に注目して言えば、 掲げるべきは「全体的にどう立て直すか」で、それが政治の役割なわけです。明らかに歳入出のバランスがおかしい現状に対して、「何を減らして何を増やすと、こんな風に財政がよくなりますよ」ってのを説明してほしいと思うんですよね。株主総会だって、「収入がこれだけあって、これだけ支出があって、こういう会社になります」って言うわけです。もちろん、橋下徹さんがTwitterで言っているように細かい数字と工程はこの段階で出すのは不可能です。細かい数字の話は官僚がやるべきことです。ただ、財政については毎年予算も決算もすべて公にされているわけでしょう。それを統合的に分析して、概算くらいは提言してほしいもんです。そこを明示しない政治家は、僕ら国民を馬鹿にしているとしか思いません。だから、個々の「消費税増税はしない」とかはどっちでもいいんです。消費税を増やさないなら、どうやって歳入を増やすのかを教えてほしい。「デフレ対策してGDP成長率○%アップを目指します」とかじゃなくて、そんなの民主党だって目指すだけ目指してもやれたかどうかなんてわからないわけで、どうやったら実現できるのかも教えてほしい。で、その諸々の施策を施した結果、「歳入がこれくらいになって、歳出がこれくらいになる」ってのが知りたい。そこまで見て、財政再建策に納得できるというもんです。

正直な話、ここまで書いてくれている政党はないみたいでした。せめて概算の円グラフくらいあればいいんですけどねぇ…。強いて評価するなら、日本維新の会が「一般会計の40兆円に対して、 一般会計歳出100兆円。維持不可能」という認識を書いてたり、民主党が具体的にこれをこれだけ削る法律を、って言ってるくらいですかね。それでも不十分だと思いますよ、僕は。

あと、誤解されないように言いたいのですが、被災地支援に関してもこの一体的な財政の中で言及してほしいことを一言言っておきます。

消費増税では財政再建できない -「国債破綻」回避へのシナリオ消費増税では財政再建できない -「国債破綻」回避へのシナリオ
著者:野口悠紀雄
販売元:ダイヤモンド社
(2012-01-27)
販売元:Amazon.co.jp


●国会議員の削減と選挙区制度の改革に関しては各論バラバラ

「一票の格差」については、最高裁がそれを認めてるわけですから、最低でも選挙区の組み直しは必須なわけです(その是正が党首討論での解散宣言のきっかけになったはずなのにまったく改善されないまま総選挙に突入したのは馬鹿にされている感じがしますが)。それに加えて「国会議員が身を切れよ」という声もあり、議員定数の削減の声も強い(これに関してもそれで飯食ってる人自身がルール作ってるので変えられるわけないだろとか思っちゃうんですが)。

見てみると、「選挙制度の改革」はだいたいどこも謳っていても、細かい部分は違いが見られます。

民主党
次の通常国会で衆議院を75議席削減、参議院を40議席削減  
自民党
次の通常国会終了までに見直すとしつつも、具体論には触れず
国民新党
衆議院は480人→240人にして、比例区廃止・選挙区のみにする。小選挙区制や中選挙区制については別途調整
参議院は242人→121人。選挙区は146人→94人(47都道府県×2)、比例代表96人→27人(242人÷2-94人)
公明党
定数削減
日本維新の会
議員定数3割から5割削減
日本未来の党
言及なし?
みんなの党
2回の選挙を経て、衆議院は300人(180人削減)、参議院は100人(142人削減)。
完全1人1票比例区制度導入
最終的には憲法改正で衆参を一体化して200人にする
社民党
議員定数の削減、比例定数削減に反対
比例制度中心へ移行
共産党
小選挙区制廃止
現行定数のまま、全国11ブロック毎の比例代表制

こう並べてみると、定数削減についてはみんなの党が一番ぶっ飛んだ数を書いてますね。あとは意外と(?)国民新党は具体的に数字を出してきています。数字の有無は目をつぶったとしても、言及がない政党はちょっとがっかりです。選挙区の改革についてはあまり論じられていません。みんなの党と共産党が全部比例制度にしようと言っているくらいでしょうか。これも死票をなくした方が少数政党にとっては有利だからでしょうね。

国会議員定数削減と私たちの選択国会議員定数削減と私たちの選択
著者:坂本 修
販売元:新日本出版社
(2011-04)
販売元:Amazon.co.jp
 
●ネット選挙解禁についてはどこも書いてないか扱いが小さい

これは見ていてがっくりしました。ネット界隈ではネットを活用した政治制度について活発に議論がされており、告示前のニコ生党首討論の盛り上がりもあったのにも関わらず、この件に関しては扱いが小さい。または言及されていません。非常に残念です。これは各政党が投票率の高いかつ旧来の手法での票数獲得を優先していることの表れと、一応若いネット世代の僕は感じてしまいますよねぇ…。

民主党
国会議員関連政治団体の収支報告書をインターネットで一括掲載する
インターネット選挙活動の解禁をすすめる
自民党
「インターネット利用選挙解禁法案」を制定する
国民新党
言及なし?
公明党
インターネットを使った選挙活動の解禁を実現する
日本維新の会
ICTの徹底活用
日本未来の党
言及なし?
みんなの党
選挙期間中でもインターネット(フェイスブックやツイッター等)を使った選挙運動が、 候補者本人や政党、第三者でもできるよう法律を改正。候補者本人の有料広告は、法定選挙費用内で可能とする。
個人認証の精緻化や秘密投票の確保がなされるようになった将来には、パソコンやスマートフォンを使ったインターネット投票を実現し、その技術を世界へと売り込む。
社民党
インターネット選挙解禁をし、選挙管理委員会のサイトに政見放送や選挙公報を掲載する。障害者へのケアも行う。
共産党
ネット選挙規制を含めた選挙制度の見直し

具体論があまりないですよね…。

ウェブで政治を動かす!ウェブで政治を動かす!
著者:津田 大介
販売元:朝日新聞出版
(2012-11-13)
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ちょっとは比例で投票する政党が見えてきたようなきた気がします。

ちなみにインターネットでは政策や政党にかんするまとめサイトがけっこう充実しているので、おすすめですよ。

ここ(日本政治.com)は政策20点に関するアンケートに答えると自分の考えに近い政党を提案してくれたり、Googleは各政党や候補者のサイトやWikipedediaへのリンクを貼ったポータルサイトを展開しています。

また、同時に行われる「最高裁判所裁判官の信任投票」についても、有名ブロガーちきりんさんが興味深いエントリーを書いていますので、ご一読あれ。


では。

※あくまで政治の素人がマニュフェストをぱっと見て拾って感じたことを散らかしてみただけなので、間違いのご指摘やご意見等ありましたらコメント(あるいはTwitterまで)いただければと思います。 

カテゴリを整理しました。

引越し前からカウントすると、6年ほどやってるこのブログですが、
カテゴリを今書いているものを中心に再編成しました。

特に強調したいのは、
この1年半ほど戦ってきた「うつ病」です。

休職→復職→退職という激動の流れの中で、
いろいろと感じることもあったので、
少しずつ体験記を書いていければなと思います。

『モテキ』の人気を考える。

前回ブログを書いてから、 実は1ヶ月も“夏休み”が延期になってしまいました。 最初はその事実に凹みましたが、 そのぶんまたゆっくりしながらいろいろなインプットを得られたので、 まあ、いいかなという感じです。 今回は、その中のひとつである映画『モテキ』について。 この2ヶ月でいくつか映画を見たのですが、 この夏秋は邦画がアタリかもしれないですね。 漫画や小説の原作が多く、それが揶揄されることもあるのですが、 原作に負けない映画が多いのではないでしょうか。 『うさぎドロップ』なんかもよかったです。 そのうち『モテキ』は、 僕の中で一番だったかもしれないですね。 オリジナルストーリーであるのはもちろん、 演者のバックボーンに張っているものまで回収する脚本。 単純なストーリーと見せかけて、 リアルで複雑な心情をもつづる。 揺さぶって揺さぶって、 裏の裏の裏の裏をかくエンディング。 監督の大胆さと心意気に感服しました。 また、長澤まさみはこの『モテキ』が持つ大胆さで、 一皮むけたように思いました。 まさに彼女の「脱皮作」と言ってもいいんじゃないでしょうか。 その『モテキ』の人気について、 ツイッターで考察してみたのをまとめて再編集して書いてみます。 ====== 『モテキ』って、 僕みたいな厨二病男子だけでなく、 思ってた以上に女子に人気があるんですよね。 映画に出ていたヒロインたちも読んでいたそう。 ああいう「童貞漫画」って、 男子だけのものだと思ってので意外でした。 好まれるとしたら、 主人公の幸世がしょうもなさすぎて、 女性の持つ母性が「かわいい」と思うからだと思っていたんです。 でも、真相は他にあるみたいで。 幸世に対する母性ではなくて、 物語に対する共感のようなんです。 なぜ、「童貞漫画」に女性が共感するか。 その要因は原作者が女性であることではないかと思うんです。 映画のプログラムや4.5巻のインタビューでも語っているのですが、 漫画『モテキ』というのは、 自分の知る女性と男性を置き換えて描いてみようという実験らしいのです。 「男と女は違う種類の人間」とあっさり決めつける考えには 原作者は疑問があるとのこと。 男のことを一生懸命理解しようとする女性だっているのに、と。 そうして 「いやいや、男だって女と同じとこあるんじゃん」 っていうのを『モテキ』で実験したところ、見事に成功しているんです。 女子にも男子でいう厨二病があることを 厨二病男子の僕に『モテキ』は教えてくれているわけです。 一緒に見に行った友人が「童貞女子」という表現を使っていました。 よくみうらじゅんあたりが 「童貞の気持ちはいつまでも持っていたい」的な 発言や作品を発信しているんですけど、 女子には 「恋愛ベタな自分」 という意味で"童貞女子"が自分の中にいて、 いとしく思えるんではという。 (もちろん、そいつが「気持ち悪い」と思うだろう人は男女問わずいるわけですが) そして男女逆転という原作者の取り組みを知った後に感じるのは、 男子からの共感すらあるということ。 童貞男子を中から描いているようで、 外から固めて 幸世の輪郭を浮き彫りにしている とでもいうんでしょうかね。 幸世自身も女性の心理を男女逆転して描かれているし、 女性だから相手の女の子のリアクションだって描ける。 それが幅広い層のリアルな共感を生んで、 この『モテキ』というメディアミックスのヒットにつながったのではないでしょうかね。

夏休み延長。

さて、1日から張り切って仕事に復帰しようと心意気はよかったのですが、 名古屋に帰ってさあという時に、 ストレス性の胃炎が起き、 主治医からもう1ヶ月休むべしとの診断をもらっちゃいました。 まさか、、というショックはあったのですが、 通常なら2ヶ月程度は休むとのことなので、 大学生の夏休みだと思ってゆっくりしようと思います。 来月1日に職場との話し合いがあり、 それによって具体的な計画が決まるため、 今はまだ名古屋にいます。 毎日昼頃までゆっくり寝ながら マンガを読んだりTLを漁ったり、 ゆったりな生活ができています。 今日は自転車で少し離れたガストまで足を伸ばして 読書でもしようかとしているところ。 東京のみなさん、 また懲りずに僕と遊んでくださいねー。

8月の療養生活。

8月の療養生活ももう4週間近くが経った。 あまりに久々のブログ更新なので、 ごぶさたの方にもごあいさつ代わりにいきさつを。 以前のブログを更新してから、 プロジェクトが燃えに燃え、 さらには僕の魂も燃やし尽くしてしまい、 有給休暇等を使って8月いっぱい休むことになりました。 現在は抗うつ剤等をもらい、 名古屋を離れて実家で療養中です。 …というわけなのです。 仕事に戻ってからのことや キャリアのことでの心配はあるにせよ、 せっかくなのでこの休み期間を使って 本を読むなど久しぶりのインプット期間にしようと思ったけど、 思ったほか疲れていたのかあまり充てられず。 もらっていた薬も睡眠誘発効果があるので、 ほとんどねていましたね。 昼まで寝ていても日が変わった頃には寝れるくらい。 健康度的にはだいぶ戻ってきた感はありますが、 まだインプット・アウトプットの量は前ほど許容量が戻ってきていないようです。 ま、練習ということで、 8月にこれまでインプットしたものでもまとめてみましょうかね。 ●書籍 『アルゼンチンサッカーの思考力』亘崇詞 『ザックジャパン 「頭脳的サッカー」で強豪は倒せる』杉山茂樹 『ストライカーのつくり方 アルゼンチンはなぜ得点を量産できるのか』藤坂ガルシア千鶴 『サイドアタッカー “キンタ流”突破の極意』金田喜稔 『スポーツでこの国を変えるために 僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ』天野春果(途中) ●映画 『コクリコ坂から』 『うさぎドロップ』 ●アニメ 『マクロスF』(途中) ●ドラマ 『絶対零度』(シーズン2・放送中) 『アリアドネの弾丸』(放送中) やっぱりサッカーものしか読む気がしないのは、 まだ疲れを引きずっていた証拠でしょうかね。 ただ、町田に住んでいる弟からぶん取ってきた(笑)マクロスフロンティアなんかや うさぎドロップを観たあたりから(だいたい1週間前くらいからですかね)は、 回復を実感しつつはあります。 明日には名古屋に戻って、 名古屋での生活のベースを作りたいので、 その中で小説やもう少し固い本にも戻って行こうかなと思っています。 また、気が向いたらブログ書きます(笑) 完全な自己紹介的内容でしたが、 本日はこれにて。

13時間睡眠。

昨夜はスーパーサッカーまで我慢ができず、 11時半ごろには寝てしまったのにもかかわらず、 起きたら12時半だった。 これまでは一度は朝に起きていたのに、 寝すぎたかなぁ。 おかげで頭がぼーっとして力が入りません。 金曜日に飲んで食いまくって腹壊したのに加えて、 フットサルをするというのは身体に来たんだろうな。 昨日は久しぶりに高校サッカー部の仲間たちとフットサルをしてきた。 僕が前回出場した12月に引き続き、 5チームのリーグ戦を制して優勝することができた。 やっぱり10番だったエースはうまい。 ちょっと劣勢になると仕事をしてくれる。 うまいやつといっしょにプレーしているのが 楽しく感じられることはいいことだ。 仲間に言われてちょっとうれしかったことがある。 「(サッカーの)センスちょっと上がったんじゃない?」 「いやいやいや」 と謙遜してみるものの、 高校当時よりサッカーに関する頭のよさはあがっていると思う。 プレーなんてほぼしていないにもかかわらず。 体力はないけれど、 フットサルくらいだったらある程度はポジショニングを考えれば、 オフェンスでは少なくともボールを受けるところまで、 あるいはシュートを打たれないディフェンスくらいはできる。 ただし。 ボールをゲームで触ったのがすこぶる久しぶりなので、 まったくもってボールが蹴れない。 一度また抜きをやったのに、 そのあとうまくコントロールができず 身体を入れられてしまったのは大問題だったなぁ。 やっぱり定期的にボールを蹴る機会が欲しいもんです。

思いっきり遊ぶ。

昨日は結局、日産スタジアムに行くことができた。 続きを読む
ほぼ毎日生配信を見てます
SKE48 LIVE!! ON DEMAND
注目してるアイドルさん
UNIVERSAL MUSIC STORE(ユニバーサルミュージックストア)

UNIVERSAL MUSIC STORE(ユニバーサルミュージックストア)

プロフィール
1986年、東京都葛飾区生まれ。高校まで下手ながらサッカー部を続け、大学ではスポーツ社会学専攻に。卒業後はメーカー系SIerの名古屋支社でSEとして3年ほど働いた後、退職する。SE時代に発症したうつ病(双極性障害Ⅱ型の疑いもあり)のリハビリをしながら、「スポーツで楽しく社会貢献」をテーマにした、法人化したばかりのNPOのボランティア職員としても活動中。

趣味はサッカーとアイドルの"観戦"と"考察"。代表戦を中心に、JリーグではFC東京びいき。サッカーはプレーは下手でも技術・戦術論からビジネス論まで何でも語りたがる。どちらかと言えばサイドを広く使ったシステマティックにボールを使うサッカーが好き。好きな選手・憧れていた選手は、名波浩・相馬直樹・中村俊輔・ベッカム・ピルロあたりで、ショートパスのサッカーが好きな割にクロスやミドルレンジのスルーパスがうまい選手が好き。

アイドルは、2011年秋ごろ、休職して暇になり「なんでそんなにAKBが売れてるの?」とテレビ番組やネットを漁り始めたら面白さにどハマりした口。そこから他の女性アイドルにも広く興味を持ち始め、ライブや握手会などに積極的に参加している。好きなグループはSKE48、AKB48、HKT48、PASSPO☆、9nine他。推しメンは秦佐和子、松村香織、岩永亞美、梅田彩佳、梅田綾乃、朝長美桜、奥仲麻琴、根岸愛、佐武宇綺など、グループを問わないksDD。別に推しメンじゃなくてもみんな大好きな博愛主義です。女子のかわいさだけでなく、グレーなところにもどんどん突っ込んで語りたい派

連絡先:
yuhki110kin(アットマーク)gmail.com

Twitterアカウント:
@110kin[サッカー・真面目Ver.]
@dd110kin[アイドルヲタ全開Ver.]   
読了本①
欧州サッカー批評(7) (双葉社スーパームック)

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

サッカー小僧 005 (白夜ムック)

アイドル最前線2013 (洋泉社MOOK)
Twitterアカウント(メイン)
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読了本②
BUBKA (ブブカ) 2013年 05月号 [雑誌]

新幹線お掃除の天使たち 「世界一の現場力」はどう生まれたか?

AKB48裏ヒストリー ファン公式教本

ダ・ヴィンチ 2013年 04月号 [雑誌]

まるっとSKE48スペシャル

うつ病・休職から復職

リトル・ピープルの時代

「双極性障害」ってどんな病気?  「躁うつ病」への正しい理解と治療法 (心のお医者さんに聞いてみよう)

対人関係療法でなおす 双極性障害

日本代表サポーターを100倍楽しむ方法  ~サッカーとボクと、時々、ノマド~



ENTAME (エンタメ) 2013年 04月号 [雑誌]









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